JICAの企画展への皇后陛下のご行啓のご報告 安冨成良(英米71)
皇后さまは昨年12月4日 (金)、横浜市の国際協力機構(JICA)横浜国際センター海外移住資料館を訪れ、企画展「海を渡った花嫁物語」を見学なさりました。同資料館へのご行啓の際、私は皇后さまに展示内容のご説明やご質問にお答えしました。またご見学後、館内の御休所で移民研究者、JICA副理事長、同センター所長の6名がご同席し、皇后さまと親しく懇談いたしました。
同資料館入口前で皇后さまをお迎えし、私の自己紹介をしたあとの皇后陛下の第一声は、満面、笑みを浮かべての、「ようやくお目にかかることができましたね!」という温かいお言葉でした。5年ほど前、明石書店より拙著を出版する際に共著者の戦争花嫁の会の会長さんの執筆で皇后陛下との交流に関するエッセイが4編ありました。そこでその記述内容について間違いがあってはならないと思い、濱本松子女官長とコンタクトを取りましたが、結果的に皇后陛下ご自身にもチェックをしていただきました。その後も戦争花嫁の方などに関することで、何度か宮内庁で女官長さんにお会いしたり、電話やメールなどでのコンタクトがありましたが、その都度、女官長さんが皇后陛下にその状況をご報告なさっていたようです。![]()
ご行啓の際、色々なお話をさせていただいたときに感じたのは、本当にお心配りの素晴らしいお方、ということでした。「国際結婚をなさった方たちのよき理解者としてご研究なさり、有難うございます。これからもご研究を深めていただければと思います」というような内容の温かいお言葉も頂戴しました。尚、当日の様子は新聞各社やTBSの「皇室アルバム」で報道され、女性週刊誌などには私のコメントも報道されました。2か月に亘った企画展は終了しましたが、企画展で使用したすべての写真や映像、展示資料、図録などの説明文はON LINEで公開しています。海外移住資料館(URL:http://www.jomm.jp/) の企画展「海を渡った花嫁物語」特別サイトをご覧いただくと、ご行啓の様子や花嫁さんたちの証言映像などの動画や写真なども閲覧できます。
私は都下の嘉悦大学短期大学部で教鞭をとり、日系女性移民(特に戦争花嫁)について研究していますが、これからも教育と研究、そして同窓会の埼玉支部活動(とりわけ玉川大学合唱団時代の経験を生かして「愛吟集」を皆さんと歌う活動)に頑張りたいと思います。








